施肥量計算方法
★動画 説明
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基本的な施肥量の計算式は、以下の通りです。
[施肥量] X [チッソ成分] = [作物の肥料必要量] |
・施肥量とは何でしょうか
肥料を畑にまく量です。
容積ではなく、主にキログラム(kg)表示が多いです。
・チッソ成分とは何でしょうか
肥料の袋などに記載されている肥料成分のことです。
多くの肥料には、肥料成分が記載されています。
例: チッソ8% りん酸8% カリ8%
その肥料には、チッソが何パーセント入っているか表示されています。
※チッソの表記は、「窒素」又は「N」と表記される場合もあります。
・作物の肥料必要量とは何でしょうか
植物が育つ上で「これくらいの肥料の成分を与えてください」という目安です。
各都道府県では、植物を育てるための指針があります。その指針に
この肥料の目安が記載されています。
施肥量は主にチッソ成分で計算されることが多いです。
■例として、
以下は神奈川県のトマトの施肥基準です。
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元肥必要チッソ量:15kg(10a当り)
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今、手元にある肥料は以下の肥料とします。
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チッソ8% りん酸8% カリ8%
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この肥料のトマト元肥に必要な施肥量は以下になります。
[施肥量] X [8%] = [15kg] |
[187.5kg] X [8%] = [15kg] |
■答え
トマト元肥に使用する、この8%肥料の施肥量は、「187.5kg」になります。
基本的な施肥量の計算は以上です。
しかし 各肥料の特性、各地域の気象条件、土壌条件、栽培方法などで
施肥量は倍以上変わる場合もあります。基本的には、各肥料袋などに記載の
施肥量の基準の範囲内でご利用ください。