用土原料表
● 用土(原料など)の種類などを表にしてご覧いただけます
弊社で調べたものなので、参考程度にご理解下さい
弊社で調べたものなので、参考程度にご理解下さい
黒土 | pH 5.5-6.5 |
黒いことからこのなが付けられた。 黒く有機物が多く、腐植が 豊富で柔らかいので保水力が良い。(りん酸吸収係数高い) |
|
赤玉土 | pH 5.0-6.0 |
赤い「赤土」と呼ばれる土を丸くした用土。 赤土をふるって一定粒を揃えた用土。一般に多孔質で、通気性や 透水性は高く扱いやすい。しかし粒子が潰れると粘土状になり 透水性が悪くなる。保肥力は高いが、火山灰土である為 りん酸は効きにくい。 |
|
鹿沼土 | pH 4.0-5.0 |
栃木県鹿沼地方から産出される用土。 軽く柔らかく粒を一定に揃えている為,排水材として重宝される。 しかしリン酸吸収係数は高く、りん酸の効果は発揮しにくい。 |
|
真砂土(山砂) | pH 5.5-6.5 |
保水力,保肥力高いが、粘土分多いと通気性悪くなる為,注意が必要 他の排水高い用土と混ぜて利用する事が多く重い。 |
|
荒木田土(田土) | pH 5.0-6.5 |
水田の下層土や河川、沼地などの周辺の重い粘土質の土壌。 利用用途が少ないが,水生植物の土として使用される事があり,重い |
|
川砂 | pH 6.0-7.0 |
河川等にある小さい粒や砂状のもの。 通気性を高める際利用されるが、重い。 |
|
水苔 | pH 4.5-5.5 |
湿地帯にある植物で、長く保水力高い。 湿地で生息している水苔を乾燥させたものが商品となり、保水力を 高める資材として利用される。 繊維が太く長い物が良質とされ、 山野草や蘭、挿し木などに利用される。非常に軽い。 |
|
腐葉土 | pH 6.0-7.0 |
広葉樹の落ち葉を醗酵させたもの。 有機物に富み、保肥力高く、繊維もあるので保水性と排水性が良い。 ただし醗酵が進んでいない場合や病気が残っている場合が あるので注意が必要。非常に軽い。 |
|
泥炭 | pH4.5-5.5 |
数千年〜数万年前の湿地の植物(ヨシ、スゲ、カヤ、水苔など)が 湿地で堆積し、あまり分解されずに残ったもの(植物遺体) 非常に保水力、保肥力高く、柔らかく、軽いので取扱いが容易だが 排水性があまりよくなく、pHも酸性気味。 ※別記参照(こちらをクリックしてください) |
|
ピートモス (高位泥炭) |
pH3.5-4.5 |
泥炭の中の水苔の植物遺体がピートモスに該当する。 泥炭の中では比較的新しい層で、微生物による分解度が低く、 ふかふかしている。 泥炭の特徴を備え、更に土壌の膨軟効果 (柔らかくする)が非常高いので土壌改良として重宝されるが、 pHが非常に低い。 ※別記参照(こちらをクリックしてください) |
|
籾殻 | pH 5.5-6.5 |
水稲の籾の殻。 籾殻には保水力や保肥力はないが、排水性が高まる。 また軽いので取扱いが容易。透水性を高める資材として利用される。 |
|
籾殻くん炭 | pH 8.0-9.0 |
もみ殻を蒸し焼きにして炭化したもの。 炭化する事で多孔質となり、微生物の住み家になるので 土壌改良効果を期待できる。 籾からと同様に排水効果高く 軽いので扱いやすいが、pHが高いので注意が必要。 |
|
ヤシ殻ピート (ココピート) |
pH 5.5-6.5 |
ココナッツ椰子の実からできたピートモスに似た資材。 保水力高く、柔らかく、ふかふかにする。軽いので扱いやすく、 pHも弱酸性で扱いやすい。 ピートモスの様に撥水 (一度乾くと水をはじく)効果が無く、吸水性も良いので便利。 ただし、塩類の多い粗悪品もあるので注意が必要。 脱塩処理したものを選ぶと良い。 |
|
パーライト | pH 7.5-8.5 |
ガラス質の火山岩の一種。 高温で焼いて加熱処理をしてできる。透水性高く、 サラサラして軽く扱いやすい。 排水材として利用される事が多い。 しかし保肥力は無い。 |
|
バーミキュライト | pH 6.0-7.0 |
蛭石と呼ばれる石を高温で焼成したもの。 ポテトチップスを重ねたような多層構造の粒子で保水性や 保肥力、膨軟効果が高く、軽く扱いやすい。 柔らかくボロボロ崩れるので排水材としては適していない |
|
軽石 | pH 5.5-6.5 |
火山岩の一種で、多くのガスの気泡が入り、多孔質となった石。 多孔質なので軽く、保水性も多少ある。 粒状なので排水性が 非常に高く、排水材として広く利用されている。 |
|
ゼオライト | pH 6.0-8.0 |
ゼオライトは沸石という鉱物で、保水力や特に保肥力に富んだ資材。 しかもリン酸吸収係数が低いのでりん酸の施用効果を高める。 保肥力高いことから、根腐れ(肥料やけ)防止材として利用される。 しかし膨軟性を高めたり、地力そのものを上げる事はない。 |