トマト、ミニトマト

●　トマト、ミニトマト

　・ミニトマトは、病害虫に強いので育てやすく初心者に最適
　・日当たり良い所、水はけ良いところを好む
　・比較的暑くても育てやすい
　・基本的に水やりは必要ないが、肥料を早く効かせたい
　　時は、湿る程度に肥料を与える

(1) はたけの準備をする

最初に、畑を十分に耕します。
次に、苦土石灰(2〜3握り/1m2当り)や堆肥などを均一に畑にまき、よく耕します。ここの手を抜くと、後々の生育に影響します。

〜約1週間後〜

(2) 元肥を入れる

石灰をまいてから、1週間後、元肥を施肥します。

肥料を均一にまいて、畑を耕し、うねを作ります。
土壌に肥料を均一に混ぜることが大切です。

(3)　植付け

茎が太く、葉と葉の間の節間が狭いもの、葉が黄色くない苗を選ぶ。　右図のようにうねを作り、苗を植付けましょう。

(4)　仮支柱

植付け後は、倒れないように仮支柱を立てて誘引する。　根を傷めないように、株元から少し離して支柱を立てると良い。

(5)　本支柱を立てる

ある程度根付いて、大きく育ったら本支柱を立てる。　支柱の立て方にはいくつかあるが、右図の合掌式の1条植えが丈夫。実が重くなっても比較的倒れにくい。　しっかりと作る事が重要。

(6)　わき芽取り

葉の付け根から、小さい芽が育ちます。　これを「わき芽」と言います。　これが育つと枝が増えて実がたくさん成りますが、栄養がわき芽に奪われるので、わき芽をつまんで取り去ります。

※わき芽を活かしてたくさん採る方法もありますが、ここでは育てやすい1本立ちをご案内します

(7)　摘芯

2ｍくらいの高さになったら、芽の頂上を切ります。　これで上へ伸びていた栄養が、実へも行き渡り更に実が充実します。

(8)　追肥

苗が育ってきたら、随時肥料を与えます。　うね肩や株間に追肥をして土をかぶせます。　早く肥料を効かせたい時は、少し水を与えます。　肥料を多く与え過ぎると、実の付きが悪くなるので注意しましょう。

(9)　収穫

開花後、50日くらいで収穫できます。　トマトが成りにくい時は、ホルモン着果材（トマトトーンなど)を花に吹き付けます（ミニトマトは不要）。