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(1) 耕す

 

締まった固い土を耕します。スコップなどで30cm以上の深さまで掘り起こします。　土中に新鮮な空気を入れたり、土を柔らかくする要領で耕します。
その際、市販の培養土などを混ぜて使用しても良いでしょう。

 

(2) 石灰を与える

 

苦土石灰などを土に均一にまきます。(目安として、1平方メートル当り一握り程度)
石灰をまいたら、更に耕します。

痩せたような土であれば堆肥(樹皮や腐葉土など)を混ぜても良いでしょう。

(3) 肥料をまく(元肥)

 

肥料を花壇にまいて、均一に土と良く混ぜ込みます。

肥料が偏って根に直接あたると、肥料やけを起こす場合があります。とにかく、良く混ぜる、事が大切です。

(4) 根鉢を崩す

 

ポリポットから苗を取り出します。もし、根が非常に張っていて、固くなっていたら3分の1くらい 根をほぐします。
土を多少取るような要領でほぐしてゆきます。根は多少切れても大丈夫。

(5) 苗の植え付け

 

プランターに苗を植付けます。苗が大きくなった時の事を考えて間隔を空けて植えます。

植付けが終わったら、最後に水を株本や花壇全体にタップリかけます。これで作業終了。

●管理その1

 

花壇の場合は、あまり水を与える必要はありません。　雨水だけで基本的には育ちますが、晴天がしばらく続くようなときは、水を与えると良いでしょう。

水を与える時は、ジョウロの蓮口を下に向けて、ゆっくりと優しく、株元に水を与えます。

水は、「小数回、多量」与えるのが基本です。たまに与え、与える時は、たっぷり与えます。土中の悪い空気や古い水を、押し流す要領で与えます。

水を与える時間帯は、朝か夕方が最適。日中与えると、水がレンズのように日光で葉やけさせてしまいます。


 

●管理その2

 

肥料を与える時は、根や葉に当らないように注意して与えます。　苗と苗の間、株間に肥料を与えます。

肥料を与える時は、土を軽くかぶせ、その後に水を与えます。　土の微生物が肥料に触れ、肥料を分解しやすいように土をかぶせます。また、水を与えて肥料が溶けやすくする為です。

肥料は、「多数回、少量」が基本です。肥料を与える時は、既定の施肥量よりも少し少なめに与えると良いでしょう。肥料は、一度与えると取る事ができません。だからこそ、少しずつ与えることが必要です。

また、花や実が付いてきたら、少し肥料の量を減らします。

 

※多く与え過ぎると、体(葉茎)の生育ばかり高くなり、実や花の付きが抑えられます