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はたけの倉庫
東陽株式会社

新潟県阿賀野市南沖山129番地3


肥料・有機肥料や培養土、
土壌改良材などの販売


 
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「硝酸」って危険なの?


Q. 硝酸肥料って危険なの?
 A. 硝酸肥料が問題ではなく、施肥量の問題です。


●人、植物に対する硝酸
硝酸そのものは、人の体内に蓄積されると(還元状態で亜硝酸に変化、ニトロソアミンやメトヘモグロビンへ)問題が発生します。 しかし、植物は基本的に根から硝酸を吸収して生育を続けるので、植物の成長にとって非常に重要な物質なのです。
植物は硝酸無しでは、健全な生育は困難といわれています。

●有機肥料、化学肥料
そのような中で、「化学肥料(硝酸)が悪人」、「有機肥料が善人」、というイメージを持った方がたくさんいます。
有機肥料も化学肥料も、最終的には土壌中の微生物によって硝酸に分解され、植物の根から吸収されます。 「有機肥料」も「化学肥料」も、結局 硝酸に変化して吸収されるのです。 硝酸が無くては、植物の健全な生育は困難です。

●何が悪いのか?
では、何が悪いのか?
問題は、施肥する量(肥料をまく量)です。
有機肥料であっても、大量に肥料を施肥し、硝酸汚染を引き起こした実例があります。 作物栽培には、施肥量が重要となってきます。 適正施肥量を守り、その範囲で栽培をすることが重要なのです。

硝酸無しでは、健全な植物生育は成り立ちません。 問題は、基準施肥量を守ることなく、大量生産ばかりを重視し、不用意に肥料を多く(基準量の何倍も継続して)使用しすぎることが問題なのです。 「化学肥料」「有機肥料」どちらでも使い方を守ることで、おいしい作物栽培を楽しむことができるでしょう。 (車や包丁も、使い方を間違えると人をあやめますが、正しい使い方をする事で生活を豊かにる事と同じです)

※ちなみに硝酸系肥料は、醤油などよりも毒性が低いので一般的な取り扱いで問題の無い商品といえます。

●当社の考え方
私たちは生産量を高めて自給率向上に貢献し、安全な作物栽培をお手伝いしたいと考えております。 しかし有機肥料ばかりでは生産量を確保できない場合があり、そのような際には、化学肥料(アンモニア、硝酸)を ご案内させて頂いております。

問題点は施肥量です。
このような問題を解決する為にも、安全な作物栽培の為にも、当社肥料に関しては「施肥量例」をできる限り表示し、安全性高い作物栽培に貢献したいと思っております。

生産量向上により自給率を高め、そして安全な作物栽培ができるように。
私たちは施肥量例を表示し、啓発、実践してゆきたいと考えております

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