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はたけの倉庫
東陽株式会社

新潟県阿賀野市南沖山129番地3


肥料・有機肥料や培養土、
土壌改良材などの販売


 
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化学肥料は環境に悪い?毒?

 
Q. 化学肥料は環境に悪い?
A. 使い方次第です。


化学肥料を必要以上に大量に使用したり、堆肥などを使わずに ずっと化学肥料のみを連用すると、環境に悪影響が出てきます。
化学肥料ばかり使用していると、土中の微生物が失われ、微生物によって成り立っていた土中の生態系が崩れて、土の保水力や保肥力を失います。
また、施肥し過ぎた化学肥料は、植物が吸収しきれずに、地下水に流れて環境を汚染します。

しかし基準施肥量を守り、堆肥などの連用に心掛けていれば 環境に悪影響は及ぼさないでしょう。
また、今現在の食料豊富な時代の背景には、化学肥料による貢献もあります。
化学肥料を使用すると、作物を容易に増産できます(有機肥料では、化学肥料の様な増産は非常に難しい)。
戦後の飢えを凌いで今の食料豊富な時代があるのは、化学肥料のおかげと言えます。

● 有機肥料は 環境に影響を与えにくく、増産しにくい
● 化学肥料は 環境に影響を与えやすく、増産しやすい

今では化学肥料が悪者、という風潮がありますが、これらの特徴や そして背景を踏まえて認識する事が大切でしょう。 また、化学肥料は大量に使用すると環境を悪化させますが、有機肥料も大量に使用すると環境を悪化させている実例もあります。 要は、使用者のモラルの問題です。使い方次第で、化学肥料も有機肥料も環境を悪化させるので 使い方を守った適度な使用が大切でしょう。

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※ちなみに、植物は有機肥料を直接吸収できません。
有機肥料も 微生物に分解されて醗酵し、最終的には化学成分(化学肥料と同じ成分)になって、植物から吸収されます。
 
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